【assist AI】ナレッジファイル作成の基本と精度向上のコツ
【assist AI】ナレッジファイル作成の基本と精度向上のコツ
1.ナレッジファイルの基本
AIに参照させるデータ(ナレッジ)として、以下の形式が推奨されます。
・対応形式: CSV(1シート1表のみ)または PDF(Word等はPDFへ変換)
・データの種類: マニュアル、定型文、FAQ、過去の対応ログ
2.精度を上げるための「AI検索」の仕組み
AI(RAG:検索拡張生成)が回答を作る際の裏側の動きを理解することが、精度向上の近道です。
1.意味で探す: キーワードの一致だけでなく「質問文の意味」を元に検索します。
2.上位3件を参照: 検索で見つけてきたデータのうち、上位約3件を読み取って回答を構成します。
3.PDFは分割される: 数百文字単位でバラバラに保存されます。
4.CSVは文章化される: 「列名:内容」という一つの文章に連結されて認識されます。
3.具体的な精度向上のテクニック
■CSVファイル:列名の「言語化」が命
CSVの場合、列名は単なる記号(A、Bなど)ではなく、AIが理解できる言葉にする必要があります。
・悪い例:ID、T1、C1
・良い例:管理番号、定型文のタイトル、回答本文、想定される質問例
列名が詳細であればあるほど、AIは「その列に何が書かれているか」を正確に把握し、検索精度が上がります。
■PDFファイル:1ナレッジをコンパクトに
PDFはシステム側で自動分割されるため、長い文章だと情報の途中で切れてしまうリスクがあります。
・コツ:なるべく1〜2ページ内で1つのトピックが完結するように構成してください。
・構造:見出しと内容を明確にし、AIが「どこからどこまでが一つの説明か」を判別しやすくします。
■検索の「呼び水」を入れる
AIは意味の近いものを探すため、ナレッジの中に「質問者が使いそうな言葉」をあらかじめ含めておくとヒットしやすくなります。
例:「パスワードリセット手順」のナレッジの中に、「ログインできない」「パスワードを忘れた」「サインイン不可」などの類義語をキーワードとして含める。
■内容の重複を避ける
似たようなナレッジが複数あると、検索上位3件が同じような内容で埋まってしまい、回答に必要な他の情報が漏れる原因になります。情報はできるだけ集約・整理して登録しましょう。